毎年、1年に150冊(200冊だったっけ?)を読破することを目標に掲げてきましたが、今年はこちらを少し減らして、語学のほうに時間をかけてみようかしら…
昨日読み終えたのがこの本。(下の方)
映画化もされて話題になった1作目同様、とても楽しめる内容でした。
(↓織田裕二主演で映画化もされた一作目)
T.R.Y.
一九一一年、上海。服役中の刑務所で暗殺者に命を狙われた日本人詐欺師、伊沢修は、同房の中国人、関に助けられる。その夜、伊沢は革命家である関からある計画への協力を要請された。それは、革命のための武器の調達、それも、騙し、奪い取る。そのターゲットは日本陸軍参謀次長―。暗殺者から身を守ることを交換条件としてこの企てに加担した伊沢は、刑務所を抜け出し、執拗な暗殺者の追走を受けつつ、関たちとともに壮大な計画を進めていく。騙し騙されるサスペンスフルなコン・ゲームとスピード感、全選考委員の大絶賛を受けて第一九回横溝正史賞を受賞した超大作。
T.R.Y. 北京詐劇(ペキン・コンフィデンシャル) 井上 尚登
国家と時代を騙したあの天才詐欺師、伊沢修が帰ってきた!
1916年、詐欺師と革命家が暗躍した熱き時代。混乱の中国、その覇権と財宝をめぐり、策を弄する日本人がいた。横溝正史大賞正賞受賞の大ヒット作「T.R.Y.」の伊沢修、新たなるミッションは北京「袁世凱を騙せ。」
総統に、皇帝の座を。詐欺師には、財宝を。甲骨文字に隠された謎、壮大な宴席。華麗なる駆けひきが、中国の未来を変える!天才詐欺師、伊沢修が帰ってきた!歴史冒険エンタテインメントの大傑作。
私はインディー・ジョーンズのような宝探しの冒険モノが大好きなので、かなりのめりこみ、夜更かしして読了しました。おすすめです。
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冒険モノ、と言えばこれ。
金城武を愛する私としては超オススメの1本ですが、評価は分かれるこの作品。
冒険王
1930年代の中国。“冒険王”の異名を持つ考古学者のワイ博士(ジェット・リー)は、中国政府から、「手にしたものは世界を手中におさめる」といわれる伝説の聖典「経箱」を探し出すよう依頼される。ワイ博士は助手のパオ(金城武)とともに調査に乗り出すが、スパイや聖典を狙う何ものかに阻まれ、思わぬバトルが巻き起こる。
ジェット・リー、金城武主演で『少林サッカー』『HERO』のアクション監督チン・シュウトンが放つ、ファンタジックな冒険活劇。アジア版インディ・ジョーンズともよばれるこの作品は、ハリウッド進出前のジェット・リーの華麗なアクションも拝める隠れた佳作である。ふたりの掛け合いも楽しく、金城武のオオボケでコミカル演技もなかなかイケる。聖典の魔力で魔人と化した盗賊とのバトルは、ド迫力&華やか。『0061 北京より愛をこめて』などチャウ・シンチー作品でお馴染みロー・カーインほか多彩な脇キャストもコミカルに盛り上げている。
こういうジャンルの映画はB級チックな方が楽しい♪と思う私のような人にはとってもオススメの一本です。
中文小説の方は、ただいま次に読む作品を物色中。
ニャロメ老師をはじめ、中文小説読書家の方向けにリンクを張っておきます。
本選びの参考にどうぞ♪
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