トリガー 自分を変えるコーチングの極意 の原書読んでます



『コーチングの神様が教える』シリーズの、マーシャル・ゴールドスミスの本です。
洋書はペーパーバックよりKindle版がかなり安いのでKindle版おススメです。

本屋さんで訳書をパラパラとめくってみましたが、英語で読める人は原書で読むのをおススメします。シンプルな言い回しで著者の主張がスッと頭に入ってきます。

こうありたいと思う自分自身になるために、自分と話し合う方法や、環境を整えることの大切さが丁寧に説明されています。

But simple is far from easy.

My suggestions will help you understand how to close the gap between the “ideal you” and the “real you.”

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コーチングというのはスピリチュアルなカウンセリングに似ているところがあると感じています。

カウンセラーの生き方や考え方がプラス面でもマイナス面でも自分に侵入してくるので、誰にカウンセリングを受けるかというのはとても重要な点です。玉石混交の中から、自分の求める人を見出さなければならない。

無形のものを提供するサービスなので、料金に見合った対価を受け取っているのか客観的に判断しにくい点も似ています。最終的なゴールはひとつではなく、求めるものを手に入れられるかどうかは、相手ではなく自分自身の行動にゆだねられているところも。

世の中には、人を助けることによって自分が救われたいと思うタイプの人がいて、そういう人に出会ってしまうと受けとる方が少なからぬダメージを受けてしまう、という事例を過去に見聞きしたことがあります。誰かを変えたい・誰かに影響を与えたいというのは、良い面悪い面表裏一体の欲求です。

「なんでもわかってもらえる、この人にはなんでもお見通し」という感情は、新しい行動に向けて背中を押してくれるかもしれないけれど、別の視点から見ると注意信号でもある。

いずれにしても、自分の中に複数の客観的な視点を持っておくことが大事ですね。

私のようなタイプの人間には、書物を通じて自分自身を理解し調整していく方法が合っているようだなと、この本を読んで改めて思いました。

ほかの著書も読んでみようと思います。

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