こんなふうに覚えると忘れない

こけしさんのところでもりあがった「宰人」の話題で、かつてはいろいろこういう言い回しを使っていた頃があったなあ…と懐かしく思い出しました。

こんなふうにぱっと心の片隅にひっかかって離れなかったり、辞書の訳にもしっくりいかず、自分なりに考えたり調べたりした単語というのは、ずっと忘れないものなんですよねえ。

会話をしたい、映画で同じところで笑いたい、など、そういう強い気持ちがあると、勉強もより熱が入るし、身につき方も違うような気がします。

言葉をマスターするならその言葉を喋るひとと恋愛をすればいい、というのもきっとそういう理由なんでしょう。

ドラマや映画を字幕無しで楽しむという目標のために言葉を覚えるというのは、ミーハーなようだけれどすごくまっすぐで、いいなあと思うのです。

今の私は、うまくいえないけれど、言葉を理屈で組み伏せようとしている感じ。言葉に対するそういう強い気持ち、夢中になる楽しさ、そういうのがちょっと置いてけぼりになっているような。

日参しているブロガーの方々の、学ぶことを楽しむ姿勢を見ていて、ふと自分を顧みて、勉強時間が思うようにとれないもどかしさで、ちょっとブルーになっているからか、そんなことを考えました。

そうそう、話がそれてしまいました。思い出した口語をメモメモ。
「太便宜了[人]!」
可愛い女の子に先生もしくは上司がえこひいき、そんなとき「ちょっと彼女に甘すぎるんじゃないの!?」とブーイング。
そんなんじゃ甘すぎる、という非難の意を込めて使われていました。
安い、の便宜ではなく、むしろ便宜を図る、の便宜の方の意味ですね。

「這次便宜了你 」
だと、今回は見逃してやるよ、ふん、という感じ。テレビドラマなどで何度か耳にしたことがあります。

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