最近読んだ本



月が昇らなかった夜に (ハヤカワepi ブック・プラネット) (ハヤカワepiブック・プラネット)
月が昇らなかった夜に (ハヤカワepi ブック・プラネット) (ハヤカワepiブック・プラネット)
小説も映画も目が離せない、ダイ・シージエの新作。あらすじを読んだだけで「これは読まなくちゃ!」と思ったのですが、予想を裏切らない面白さでした。
私も「移動する子ども」だった
私も「移動する子ども」だった
100%日本人で周囲に溶け込めなかった私にとっては、むしろ彼らの(フィフィの言うように、ある種の免罪符になりうる)明確な違いが羨ましい(7/30ツイッターに投稿)
シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々
シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々
いやー、おもしろかった!ドミトリー生活を経験した身には、どこか既視感のある空間と人々。それが書店の中にあるなんてステキすぎる!これなら英語でも読めるかも…と思ってkindleバージョンを探しましたが、うぬぬ、ありませんでしたよ。
カブールの燕たち (ハヤカワepi ブック・プラネット)
カブールの燕たち (ハヤカワepi ブック・プラネット)
ヤスミナ・カドラ作品。美しい小説だけど、息苦しくて仕方なく、一気に読まざるを得ませんでした。読後感が、映画「シュウシュウの季節」を見終えたときの気持ちに似ています。留学中、紛争状態にある地域から来た学生が「自分たちの経験してきたことは君たちにはわからない」と言っていて、いや理解できなくても理解しようとはしたい、と答えた記憶が甦りました。この本を読むまで、私は確かにアフガンの人々の生活を少しも知らなかったのでした。

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コメント

  1. rororo より:

    いやーーー! この暑いのに読みたい本ばっかり紹介してくださって、もう!
    わたしも国内移動する子どもでした。方言の習得の必要とみずから口にすることへの照れとで自意識過剰。
    公務員宿舎にはドミニカ育ちの同級生とかも住んでいて、次はどこへ転校していくのか心配しながらも羨ましかった…

  2. Marie より:

    >rororoさん
    しなきゃいけないことはたくさんあるのに、何もかもほっぽりだして、読んでます。次はどこか寒い国の物語でも読もうかしら。
    私も国内移動組でした。毎回学習することはあるのですが、次に生かせないドンくさい子ども…