中国流行语·2007发布榜(リンク先は中国アマゾン)
何か面白いドラマはないかしら~と、ろくに整理もしないままDVDを投げ込んでいるダンボール箱を漁っていたら、上記書籍を発見。発売されてすぐに買ったのに、すっかり買ったことすら忘れていました…。
2006年の新語や流行語が多数紹介されています。いろんなジャンルから集められていて、日頃偏った情報収集しかしていないので、勉強になります。
とはいえ、興味の対象はやはりエンタメ系、それにおもしろ社会現象系で、記憶に残る言葉も当然そちらのジャンルばかり。少しは勉強してみようと経済ジャンルをじっくり読もうとしましたが、3行で睡魔ののび太くん状態。
では記憶に残った流行語を少しだけご紹介。
「抱抱团」
以前探偵ナイトスクープで「FREE HUGS」という看板を掲げて、道行く人とハグをする、という依頼がありましたが、それと同じと思われます。ナイトスクープでは、とても感じのいい大学生の男の子が見知らぬ人とハグすることができ、感動して涙ぐむ様子に、思わずもらい泣きをしてしまったものです。中国でも流行っているとは。世界的な運動なんですね。
「剩女」
日本でも2004年の流行語トップ10にランクインしていた「負け犬(女)」と同義の語です。
『もともと結婚というシステムは、性への欲求を解消する最も有効な手段だったが、時代の変化に伴い、それがきちんと機能しなくなってシステム自体が廃れつつある』というなんとも露骨な説明が妙に心に残りました。
「恶搞」」
「無極」のパロディ、「一個饅頭引発的血案」は予想以上の騒動となりました。パクり版の方が出来がよかったという声も聞こえてくるほど。「悪搞」は、「パロディ」「パクリ」という意味で使われますが、「悪」という字からも推測できるように、否定的な意味で用いられるようです。