Anker Soundcore Liberty 4を買いました



Anker Soundcore Life P3を購入したのが2021年の夏。

AnkerからSoundcore Life P3という、ノイズキャンセリング付き完全ワイヤレスイヤホンが出ました。 以前BOS...

気に入って使っていましたが、在宅勤務が続き、外に持ち出すこともほとんどなく、あまり活かせていない状況でした。(会社支給のPCやスマホは無線接続できなくて、有線イヤホンを使わざるを得なかったこともあり…)

その後、Google Pixel Buds Proを経て今回のSoundcore Liberty 4に落ち着いています。
Liberty 4は新色ブルーが出たのを機に買いました!(AmazonのAnker公式から買うとポイント10%つくのでお得かも)

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スペックとか、音質にこだわりがある方がすでにその方面のレビューを書かれているので、この記事では、完全ワイヤレスイヤホンのよさが知りたい、音質とかよくわからないけど使いやすいのなら完全ワイヤレスイヤホンを使ってみたい、という人に向けておすすめすべく、紹介してみたいと思います。

レビューポイント
・完全ワイヤレスイヤホン、思ったより使いやすいし外れにくい
・ちょこちょこ使う端末を変えて使う人はマルチポイント機能が超便利
・空間オーディオ、音が左右や後ろから聞こえてきて気持ちいい
・ほどよいノイズキャンセリング機能

完全ワイヤレスイヤホンは意外に外れにくい

完全ワイヤレスイヤホンを使う前に心配だったのが、知らないうちに外れてなくしてしまうかもしれない…という点です。

使ってみてわかったのは、意外に外れにくいということ。
セーターを脱いだり着たり、という動作では外れちゃいますが、掃除機をかけるなど家事をしながらの使用では外れることはほぼないです。

ぼんやりな性格なので、「冬場にマフラーをして荷物も多い状況で電車に乗る」というような状況では、落としそうでイヤホンを使えないです。マスクをつけたり外したりするときにもちょっとこわいので、いったんイヤホンを外してマスクのつけ外しをします。気を付けるのはそのくらいです。イヤホンから細長い突起が出ているタイプだと、ひっかかることもあるかもしれないので、すっぽり耳のくぼみにおさまるタイプであればさらに外れにくいと思います。

あと、有線イヤホンと比べると、バッテリの持ちが心配になりますが、Liverty4だとイヤホンのみ9時間、ケース込み28時間と、再生時間はじゅうぶんです。左右つながっているワイヤレスイヤホンよりバッテリについては安心感があります。

複数機器への接続が面倒で有線イヤホンを使っていたけど

我が家のリビングにはたくさん機器が転がっています。
そのため、Bluetooth接続が基本となるワイヤレスイヤホンだと、PCとつなげたくて耳にはめたのに、メインで使っているスマホに接続されてしまって、そのたびにBluetooth設定画面からオンオフしてつなぎなおさないといけない、という現象が起きてしまいます。

それが面倒で、有線イヤホンを愛用していました。
有線イヤホンは、バッテリ切れも起こさないし、物理的につなぐことでどの機器と接続されているか悩まなくて済むので。
最近ではType-Cに挿せるコネクタを買っておけば、3.5mmプラグでもType-Cでも挿せるので、うちにある端末にはほぼ対応可能です。

イヤホンを買い替えようと思ったのは、マルチポイント機能を持つ製品であればこの問題が解決されるからです。マルチポイント(「マルチペアリング」ではなく)機能があれば、2台の機器に同時接続できるので、「Aとの接続を解除してBと接続しなおす」といった手間が不要になり、シームレスにデバイスを使うことができます。

Liberty 4のマルチポイント機能は2台しか同時接続できませんが、3台目以降はいったんイヤホンとの接続設定をしておけば、次からはSoundcoreアプリから接続機器を選べるのも便利です。

私のように、PC・iPad・スマホ・電子書籍リーダー・スマホ、と、音を聴くデバイスをちょいちょい変える方は、マルチポイント機能があるワイヤレスイヤホンがおすすめです!(記事後半で詳しく解説してます)

3Dオーディオ機能

Apple製品の「空間オーディオ」と同じく、立体音響を実現する機能が、3Dオーディオ機能です。ヘッドトラッキングにも対応していて、映画やライブ映像や音源を聞くと、音が左右や後ろから聞こえてくるのがとてもよいです。

ノイズキャンセリング機能はよい

以前BOSEやSONYのノイズキャンセリング機能のあるイヤホンを試したところ、気持ち悪くなってしまいましたが、Ankerのイヤホンは快適に使えています。

家の近くでの工事。 コワーキングスペースでの作業。 周囲の音が気になることが増えたので、以前から気になっていたノイズキャンセリング機...

詳しくは後述しますが、ノイズキャンセリング機能があると、電車やバスでのリスニングが快適になるので、音楽好きな方だけでなく語学学習者にもおすすめです。

以上、ざっくりまとめて、ここからはつらつらと詳細について書いていきます~。

Google Pixel Buds Proを買ってみた

週数回の通勤が復活し、新しい完全ワイヤレスイヤホンがほしいなあと思って探していたところ、使っているスマホGoogle Pixel 6aと相性がよいというGoogle Pixel Buds Proが気になり、買ってみました。

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Google Pixel Buds Pro はSoundcore Life P3のようなおたまじゃくし型(細長い突起が耳のくぼみからはみ出すタイプ)ではなく、耳のくぼみにイヤホン全体がすっぽり入ってしまうかたちです。

おたまじゃくし型は、マイク部分が先端にあって声を拾いやすいのはいいのですが、マスクに引っかかったり、ちょっと邪魔だなと思うことがときどきあったので、すっぽりはまるタイプのイヤホンが気になっていたのです。

操作感はPixel Buds Proの勝ち

Google Pixel Buds Proはタッチ操作はすごくやりやすかったです。Life P3では、タッチ操作をしようと思うと、音量調整、曲送り、再生停止、いろいろジェスチャーを覚えないといけないので大変なんですが、Pixel Buds Proは直感で操作できるのがすごくよかったです。

Life P3では誤操作がよく起きていたので、結局タッチ操作を使わなくなったんですよね。

ただ、Pixel Buds Proはケースからイヤホンを取り出しづらいです。普通の爪でもつまみにくいですが、長めのネイルだとさらに難しそう。

ノイキャン不耐性タイプ

過去記事にも書きましたが、ノイズキャンセリング機能が強くかかるイヤホンは私の体質に合わないことがあります。
ノイズキャンセリング機能のある製品では、ノイズを消すために別の音を出してノイズにぶつける、みたいなことが起こっているのですが、このぶつけるために発される音に対して体が反応して気分が悪くなってしまうのです。

家の近くでの工事。 コワーキングスペースでの作業。 周囲の音が気になることが増えたので、以前から気になっていたノイズキャンセリング機...

Soundcore Life P3は、安価でノイズキャンセリング機能がそこまで強くないからか体調に影響せず、しかも耳に装着した時の閉塞感もなくて快適に使っていました。

結局、Pixel Buds Proも閉塞感、耳に詰め物が入っている感じが強く、すぐに耳が疲れてしまったので、残念ながら手放すことにしました。目玉機能の空間オーディオも、機種を選ぶようでPixel 6aは対象外ということがわかり、あまり未練なく手放せました。

イヤホンって、耳にはめこむという性質上、同じ商品でも人によって好き嫌いがわかれるなあと思います。家電量販店でお試ししていいなと思い購入しても、実際に長時間聴いてみると「なんか違う」と感じてしまうこともあります。自分に合ったもの選びが難しいアイテムですね…。

Soundcore Liberty 4とLife P3を比較

Soundcore Liberty 4とLife P3を比較してみると、私はあまりよい耳を持っていないのか、普段使いの音質については、ほとんど違いがわかりません。ノイズキャンセリング機能もあまり変わらない気がします。外観も実はきらきらしていないLife P3のほうが好みです。

Life P3
Anker Soundcore Life P3

Liberty 4

マルチポイント

上でざっくり説明したマルチポイントについて詳しく解説します。

Liberty 4のマルチポイント機能は、2台同時に接続が可能です。
マルチポイント機能をオンにしておけば、2台(スマホとPCとか)と同時接続できるので、PCで映画を観ているときにスマホにかかってきた電話に気がつく、といった便利さがあります。

私の場合、スマホからの通知は腕につけたスマートバンドで気づくので、上のような使い方はせず、使うのは、「いままでスマホアプリで流している音楽をイヤホンで聞いていたけど、今度はiPadで映画を観る」といったようなときです。

いちいち設定アプリのBluetooth接続設定から、接続先を変える、といった手間をかける必要なく、マルチポイント設定した端末にスムーズに移動できます。

スマホで音楽聴いてた→スマホの音楽停止→iPad開いて映画開いた=すぐ聴ける

マルチポイント接続設定していないその他のデバイスについても、使いたいときはスマホアプリSoundcoreを開き、イヤホンと接続する端末を選ぶことができます。スイッチオンオフするだけなので簡単。

3Dオーディオ

Liberty 4を買ってよかったと思った機能に空間オーディオ(3Dオーディオ)があります。

音楽を聴いたり、iPadにつないで映画を観たりするとき、いろんなところから音が聞こえてくるのが楽しいです。対応端末が限定的なPixel Buds Proと比べて本格的ではない(?)ぶん、機種を選ばず使えるのもよいです。Life P3にはついてないです。

それから、Liberty 4は音声アシスタント対応なので、タッチ操作を何種類も覚える必要がなく、音声アシスタントに指示するための操作だけを覚えていればよいというのもラクです。

形状

おたまじゃくしのしっぽ部分については、Liberty 4はぜんぜん邪魔にならないです。マスク取り外しの時にも引っかかったりしないし、上着の脱ぎ着の時に外れたりとかもありません。Life P3とそんなに形は違わないのに、なんでだろう。

操作

タッチ操作のLife P3はわりと誤作動が発生してましたが、Liberty 4の操作はしっぽ部分をつまんで行うため、誤作動もありません。

通話時の音質

Life P3・Liberty 4ともに、通話の際、ノイズリダクションが効いてマイクがきれいに音を拾ってくれるみたいで、快適です。歩きながらの通話も雑音や風切り音など入らず、とてもクリアに聞こえるそうです。

接続時の途切れ

接続については、Liberty 4は今のところ、人込みでも途切れたりすることなく快適です。Life P3はときどき発生してました。

音楽の音質

Liberty 4、音質のカスタマイズがまだうまくできておらず、音がこもっていてあんまり快適ではない状態です。ただこれは調整次第で何とでもなると思うので、少しずつ調整していくつもりです。

Life P3からLiberty 4の買い替えでよかったことは、マルチポイント対応と、空間オーディオが楽しめることです。

このふたつに興味がなく、ノイキャンつきのイヤホンがほしければ、1万円以下で買えるLife P3のほうがコスパがよいかも。2年近く使っていますが、特にトラブルもなく、私がLiberty 4を使い始めてからは、家族が引き続き使っているので耐久性もよいと思います。

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