墨攻 酒見 賢一
ただいまの通勤のお供です。
映画を見る前に、と思ってなんとなく買いましたが、これがおもしろいのなんの!
戦争もの、流血シーンの多い映画は苦手なので、映画はまだ見ていなかったのですが、さわりだけ読んで、速攻ネットで映画のDVDを注文しました。
非戦、兼愛(「自他・親疎の区別なく、人々を全く同じように愛すること」大辞林より)を唱える戦闘集団、という矛盾に満ちた墨家が、大国に攻め込まれる小国を守り抜くために頭脳と技術のすべてを総動員。
薄い本なので読み終えるのがもったいなくて、ゆっくりと読んでいます。
しばらくは電車を乗り過ごさないように気をつけなければ。
さて、仕事の話ですが、
毎日毎日いろんなことが起こっているのですが、なかなか書けません。
授業も大変ですが、トラブルの処理の方が主な仕事になりつつあります。
現在進行形の諸問題をこちらにアップすることはできないので、かなり昔の、日本語指導にあたったとき起こったことについて書いてみようかと思います。ぜひ皆さんのご意見を伺いたく。
私が経験したことのある研修生への日本語指導は、たいてい9時から12時まで、13時から16時まで、という、(机について勉強する習慣があまりない人には)かなりヘビーな時間割です。教える方も疲れますが、聞いているほうももちろん疲れる。1時間おきに休憩を取ったり、ゲーム形式の学習を取り入れたりと、飽きないように工夫しながら授業を進めていました。
受け入れ側の配慮で、教室の外に置かれたテーブルに、お茶とインスタントコーヒーが自由に飲めるように準備されていました。
これを研修生たちが遠慮会釈もなく飲むこと飲むこと。
日本茶は減らない(多分あまり彼らの口に馴染まなかった)のに、コーヒーは1日でネスレの大瓶が空になる。確か人数は7,8人だったと思うのですが、その減り方はどう考えても異常です。
皆さんだったらどんなふうに対処しますか…?
「墨攻」そのたいろいろ
