リアルディックRD-P1使用感想・続き

えー、中国語と韓国語を同時に学習していらっしゃる皆さん。
ぜひ一度、日・英・韓・中オールインワンの電子辞書を使ってみましょう。
めっちゃ楽しいです。
RD-P1の使用感想の続きです。
・単語帳は多機能ではない。必要最低限。チェック機能とかあればいいのに。辞書別にしか表示されないのが結構不便。検索結果は画面が2分割され、見出し語と内容が表示されるのだけど、その時点では履歴に残らない。(これはwordtankも同じだったか?)できれば全部履歴に残って欲しいので、環境設定で検索結果が見出し語のみにするべきか。
・中国語コンテンツがめちゃめちゃ面白い。流行語200という辞典などは、「灌水」なんかも載っている。しかも、テーマごとに分類され、その練習問題までついている。答えは伏せられていて、ジャンプキーを使って解答を確認できる。このシリーズは
・東洋文庫ラクに覚える慣用句200
・東洋文庫ラクに覚える俗語200
・東洋文庫ラクに覚える成語200
・東洋文庫ラクに覚える流行語200
・東洋文庫ラクに覚える常用語200
5冊もある。しばらくは中国語の方で遊んでしまいそう…。
・英語、中国語、日本語の会話集は、読み物としても面白い。(というか韓国語学習と言う本来の目的を忘れて読みふけってしまう)中国語のネイティブ音声は、日本にありがちな、聴いてると眠くなりそうなありえないスロースピードではなく、結構早い。そして音質もいい。自動で流れるなら(多分流れない)ディクテ用にしてもよさそう。
・日韓・中韓と、おしなべて例文がしっかりしたものが多く、逆に韓韓の例文はちょっと物足りない短いセンテンス。でも、初心者の私には、このくらいの短さで説明してくれる方がわかりやすくていいかも。これだけ多彩な例文を確認できれば、記憶定着率もいいのでは、と、勉強する前から期待。
で、ここからは電子辞書とは別の話。
「キクタン」や単語カード作成などのボキャビル作戦にチャレンジしてみて、私の場合、単語単品で覚えるのは効率が悪い、ということがわかりました。特にキクタンは、覚えようとして聞くと途端に睡魔が襲います。「覚えるため」というより、何かの際に覚えやすくするための「ひっかかりをつくるため」とわりきって聞いた方が、楽しく聞けそうです。ある程度、語彙の貯金がたまってきたら、逆に記憶チェック用に使ってもいいのかも。
単語カードも、家じゃ子供たちが騒ぎまくり、通勤時間はほとんど全てラジオ講座に費やしている現在、「作ってもいつめくるのさ」状態。費用対効果(時は金なり)が合わなさ過ぎ。
私にとって、「勉強してて楽しい」「効率がいい」の両方を満たすボキャビル法は、やはり、文脈から覚える、ということにつきるかもしれません。akiraさんのブログで読んでその通り!と思ったのですが、文脈から学んだ語句は、その意味を忘れても、その語句をどの文章の中で学んだか、ということは不思議と覚えているものです。これは、今回の「まいにちハングル」ラジオ講座で日々実感しています。
結局、意識して「韓国語漬け」の生活を創るのが、私にとっては一番の近道のようです。韓ドラにも音楽にもいまいち盛り上がれない私が最も身近に感じるのは、やはり読書。今のラジオ講座が終わったら(3月か?)、韓国語版の日本の小説でも読んでみようかと思っています。
いろいろ調べて驚いたのですが、音楽だけでなく、小説もこれほど日本のものが韓国に進出しているなんて、予想以上でした。こんなふうに日本の小説を受け入れているということは、日本人の暮らしであったりメンタリティであったりを、ある程度は理解し消化しているということになるのだろうか?などと、この件については、考えることがたくさんありそうです。
そんな感じで、電子辞書購入が韓国語学習の新しい一歩を踏み出すいいきっかけになりました。背中を押してくださったShiraさんに感謝!

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