余華「兄弟」日本版(泉京鹿訳)発売

首を長くして待っていましたが、ようやく出るようです!
余華「兄弟」(6/25発売・予約受付中)
 
毛丹青さんのブログ「余華は動詞の人である」
少し前に6月に発売されることを知ったのですが、勝手に公開してはまずいかな…と思い、どこかで情報公開されるのを待っていました。ようやく解禁されました♪
来日の予定もあるようですよ!今回は私は多分上京できませんが…「活着」についてのエッセイの掲載された雑誌と手紙は送ることができればいいなと思っています。
訳者は泉京鹿さん。
今ちょうど図書館で「さよならビビアン」を借りてきていて、原書とつき合わせて読んでいるんだけど、彼女が衛慧の訳も手がけていることもあって、どうも衛慧とアニー・ベイビーのイメージがダブってしまっていけません…。私が今、並行して衛慧の新作を読んでいるせいもあるかもしれないけど…
二人の文体は、似ているけれど芯のところで何か決定的に違うものがある。
衛慧には、「蓮花」のような作品は書けないだろうな、と思うもの。
彼女がどんなふうに「兄弟」を訳したのか、今からとても楽しみ。
記:2008/06/09
編集:2008/06/23

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