瞬訳韓国語 初級編
1日1ラウンドときめて、なんとか数日続いております。全部覚えようと思わず、でも聞き流しでなく瞬間韓作文をして脳にある程度の負荷をかけながら、という方針です。
これだけだと物足りないので、他にもう一つ何かテキストを進めていこうと思っているのですが、「これ!」というひらめきがありません。飽きっぽい私が語学学習を続けて来られているのは、気分次第で教材を変えることを躊躇わないからかもしれません…。でも、数をあたってこそ、自分にあった教材に出会えるともいえますし、いろいろ教材を試してみるのは、そう悪いことでもないのでは?
…などと、言い訳をしつつ、押入れの在庫を掘り出しています。
以前しつこく紹介した「慣用語100例」は中断中です。ぱらぱらと読むにはいいのですが、最初から丁寧に取り組もうとすると、ちょっとしんどい…。やはり音声教材がセットになっていた方が、学習の流れをつくりやすくていいですね。
カナタの教材は自分にあっているのがよくわかっているので、中級1に進みたいのですが、なぜか初級2と手を切れず、いまいち把握しきれていない最後の5課をいつまでも繰り返しています。期間を区切って集中して1冊やりあげるのがよさそうなのですが、重い腰が上がりません。
で、押入れの中から掘り出してきた本が、思いのほかよかったので、ご紹介します。
你问我答:韩国知识小百科(韩汉对照)(附赠MP3光盘1张) (中国アマゾン)
韓国の基本的な情報を簡単な言葉で説明します!というコンセプトのこの教材。
「大統領の任期は何年?」「韓国の人口は?」などの基本的なことから、「この親族はなんと呼ぶ?」「電話の応対で失礼なのは?」など生活面での知識、「地下鉄で忘れ物をしてしまったらどうすればいい?」など、実際の生活上で役立つ知識などが盛りだくさんです。しかも、ものすごく平易な文章で書かれているのと、出てくる語彙は生活で必要なものがほとんどなので、語彙と韓国についての知識を一緒に学べるところがメリットです。
見開きで中国語・韓国語対照になっています。音声を聞いてみたところ、早くもなく遅くもなく、聞きやすい若い男女の声で収録されています。説明文なので、ややこしい文法や語尾変化が少なく、語彙を増やすのによさそうなテキストです。カナタは新出単語が少ない代わりに、徹底的に1つの文法を使って文章を作らせるので、この2冊を同時進行させればバランスが取れていいかもしれません。
調べてみたところ、この本は「이민자를 위한 한국사회 이해」(YES24へリンク)の中国語翻訳版らしいです。
原書は音声付録がついてなさそうですが、中国語版は韓国語教材として出版されているので、音声が付属しているのが嬉しいです。