iOS6から(でしたっけ?)ようやく「語句を選択・コピー→ユーザー辞書に登録」ができるようになりました。
iPhone/iPod touchは便利なアプリがたくさんある反面、こういった、PCでは当たり前のことができなかったり、アプリ間の連携がとりづらいせいで不便な思いをすることが多々あります。
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SafariなどWEBページの内容をコピー・ペーストしたいとき、「Safariでコピー」「メモ帳立ち上げてペースト」「またSafariに戻る」「Safariでコピー」「メモ帳立ち上げてペースト」「…」という面倒な作業を繰り返さなければなりません。
また、辞書を引いていて、メモしたい部分があったときも、同じように辞書アプリと別のメモアプリを行き来することになります。
そのわずらわしさを解消してくれるアプリがこの「コピカン」です!
無料版のコピカンは監視機能がないので、連続コピーができません。このアプリの醍醐味は連続コピーにあると思うので、監視機能のついた有料版をおすすめします!
コピカンが起動している間にコピーした語句・文章は、全て自動的に保存されます。
iOSの仕様で監視は10分程度でオフになってしまいますが、オフになる前に通知バナーでアラートが出るので、それをタップすればそこからまた再起動します。
監視がオフになっていたら、通知センターを画面上部からズリズリ引き出して、コピカンの通知をタップすれば再起動し、直前にコピーしていたテキストは自動的に保存されます。
外国語学習時の使い方としては、まず、SafariなどWEBページを読む際、いちいち辞書を引くために立ち止まらず、「これは」と思った語句を次々コピーしておいて、あとからまとめて辞書引きする、という方法があります。
こんな感じ。
辞書引きで、語句の説明の中にあることばを「ジャンプ検索」で調べていくのに、調べた内容を次々コピーしていけば、あとからコピカンで再確認できます。
見出し検索でなく、用例検索したときなども、ひとつひとつ内容をコピーしておくとあとからの復習に役立ちます。
↑不要なテキストは、左の□にチェックを入れて、ゴミ箱ボタンをタップすれば簡単に削除できます。
今のところ私が一番「コピカン」を役立てているのが、後から読みたい外国語のツイートの保存です。
「お気に入り」の☆マークをつければ、TwieveでEvernoteに自動保存するようにしているのですが、なかなか定期的に見返せず、埋もれてしまいます。
Echofonだとわざわざ全選択しなくても、一度のタップでツイート全体をコピーする仕様になっているので、コピカンを起動しておけばさくさく保存できてしまいます。
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保存したデータは簡単にフォルダで分類できるのもうれしい機能です。
Evernoteと連携するアプリが増えてきて、保存がラクなのは嬉しいのですが、一方で、保存しただけで満足してしまい、何度も見返す作業がおろそかになってしまうと感じていたところでした。
なので、このコピカンを使って、「覚えたい語句や文章を期限付きで置いておいて、しっかり目を通して覚えることは覚え、期間が過ぎたら思い切って削除する」という仕組みをつくろうかと思っています。
保存期間が過ぎてもおいておきたいテキストについては、アプリについているメール送信機能からEvernoteに送信すれば保存完了です。
URLスキームも設定されているので(copycan://)、ランチャーアプリから起動、アラームを設定して決まった時間に立ち上げて、復習の機会を確保することも可能です。
語学以外でも、いろいろ使い道がありそうです♪