そこで本書では、「少しでもハングルを覚えやすくすること」「韓国語学習にも漢字を活用すること」「初級韓国語の範囲を明確にすること」を主要な柱とし、日本語と韓国語の比較言語学的アプローチという画期的な方法で「韓国語の必修文法」を効果的にマスターし、「最低限必要な実践的韓国語会話」を習得し、「必修基礎単語1700語」で語彙力をつけるという類書には絶対見られない画期的な試みにチャレンジしました。
ハン検5級･4級の受験者対象ということで、発音・単語・文法の基礎的な内容がきっちりまとめられている、といった印象。「快速」という名目ではありますが、付け焼刃的な旅行会話的なものではなく、独習者に最初に手にしてほしいという狙いを前面に押し出した韓国語入門書。入門終了者が知識に抜けガないかどうかチェックする、基本のおさらいにもちょうどいいテキストだと思います。
快速マスター中国語
既刊に中国語もあるのですね。書店でちょっとチェックしてみよう。
