中国語学習ではディクテーション(听写)が大好きだった私。
子どもが小さかった頃は、書き散らして終わりにすることがほとんどでしたが、いろいろ勉強ハウツー本を読むと、これに音読をプラスするとさらに効果大と書かれています。
というわけで、英語ではしっかり「声出し」をしていこうと思っています。
(これが実際なかなかできないのですが…)
私が注目している学習法を2つご紹介です。
・音読パッケージ
・河野メソッド
ここ数年の学習の基本としているのが、「英語上達完全マップ」の2本柱、「瞬間(英)作文」と「音読パッケージ」です。
書籍も発売されていますが、上記サイトにほぼ全て書いてあります。英語だけでなく、語学学習に応用できるので、一読を強くオススメします。
もうひとつは、先日読んだEJ2010年5月号の「英語の『芯』をとらえる リスニング攻略法=河野メソッド(シャドーイング+暗唱+音読の合わせ技)」です。
『読むのは得意という人でも、リスニングとなると単語を拾って聞くのが精一杯で、文全体の構造を理解しながら聞き取れないんです。…単語を「適当に」頭の中でつなぎ合わせる聞き方を私は「単語リスニング」と呼んでいますが、たいていの学習者はこのレベルにとどまっています。…そこから脱却するには、「文を文として聞ける」段階、すなわち「構文リスニング」の段階に昇らなきゃいけないんです。』(雑誌記事より)
これを読んで「私のことだ!」と思いました。私の場合リーディングでも「単語リーディング」になっている可能性がかなり高いです。
というわけでこの河野メソッド、試してみたのですが、各段階のトレーニング法が細かく指定されているので、おおざっぱな私には若干ハードルが高いことがわかりました…。
自分の慣れ具合に合わせてサイクルを回していく「音読パッケージ」の方が気軽に取り組めるようです。私とは違い、几帳面なタイプの方だったら、河野メソッドの方がやりやすいかもしれません。
結局めざすところはどちらも同じで、ルートがほんの少しだけ違っているんでしょうね…
どちらの学習法にも、「音読をする前にしっかり英文を理解する」という前提があり、「読みながらしっかりその情況を頭に思い浮かべる」というポイントがあります。
音読の前にしっかり理解するために、ディクテーションするのが私にはあっていそうです。(筆写やシャドウイングだと、手や口が勝手に動いて、頭が働いていないことが多いのです…)
というわけで、ディクテーション祭(もうこの際、ネーミングは各自お好みでどうぞ~)に参加予定の皆さん、ぜひ音読をセットでお試しください~