久々に韓国語関連書籍を2冊ご紹介。
少しずつですがやってますよ、ハングルも。
必ず話せる韓国語入門 小倉 紀蔵
人気の小倉先生の本。
内容は、旅行者向け語学本、といったところでしょうか。文法説明もなく、ちょっとしたお役立ちコラムがくっついているのみ。系統だったチョンマルブックという感じ。
人気アーティストが何度もベスト盤を出し、「え~またベスト~?」と文句を言ってしまうファンの気持ちがわかります(判りにくい例えだ(笑))。
一冊初級者用の本を終えたような人、きちんと基礎を積み上げていきたい初級者には物足りないと思いますが、副読本と割り切って、短期間のうちにCDに入っているフレーズを全て覚えてしまうなど、使い方によっては面白そうな本だと思います。
タイトルに「必ず話せる」とあるように、これらのフレーズをちゃんと身につければ、旅行で発話できるようになることは間違いなさそうです。「発話」であって、「会話」ではないんですけどね。会話するにはまだまだ努力が必要そうな、一冊です。
基本表現80で身につく韓国語―使える韓国語をモノにする!梅田 博之
梅田先生の本らしく、文法がきっちりぎっしり、詰まった本です。
これ一冊で勉強しようとするときっとパニックになってしまうので、一冊お使いのテキストの文法書として手元に置くのがいいかと思います。例文が大変豊富で、説明も丁寧です。
付属の音声教材は、日本語と韓国語が交互に読み上げられるタイプなので、耳からの学習に重きを置く人にとっては、テキストいらずのCD教材として使うのも手です。