まだ遅くない 楽しく身につく長沢式外国語上達法
長沢 信子
特に目新しいことを言っている訳ではなく、語学が好きで日頃から親しんでいる人ならば、自然に編み出すような勉強法が紹介されています。
ただ、それを高いレベルでずっと続けていくことはとても難しい。
マンネリで学習意欲が落ちてきているときに読むととても効果のある本です。
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台所から北京が見える―主婦にも家庭以外の人生がある
長沢 信子
36歳から中国語の勉強を始めた著者の生き方を読むとパワーがもらえます。
中国語の学習法はもちろんですが、目標を立てて日々こつこつと邁進するという姿勢を学べる本です。
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女は中国語でよみがえる―語学を武器に飛躍する必勝ガイド
佐藤 嘉江子
34歳から中国語の勉強を始めてプロの翻訳者となった著者が、中国語上級者をめざす人に向けて、レベル別の効率的な勉強法、留学の心得、語学で仕事をしていくヒントなどを自らの体験を交えながら紹介します。
留学経験のある人にはうんと共感できる内容。
もちろんそうでない人にも役に立つ本です。奮闘する著者の姿は、なんだかかつての自分を見ているようです(おこがましいか)。
著者の猛勉強ぶりを知れば、とにかく、簡単に語学をマスターできる道などないのだな、と実感し、ほったらかしていたテキストを開く気になれます。
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わたしの外国語学習法
ロンブ カトー, Lomb Kat´o, 米原 万里
あっさり要約を引用。
14のヨーロッパ系言語と中国語、日本語を、ほとんど自国を出ることなく、純粋に学習という形で身につけてしまった女性の外国語習得術。25年間に16ヵ国語を身につけていく過程と秘訣をつつみ隠さず公開してくれるこの本は、語学の習得にあたって挫折しがちなわたしたちを、必ず目的の外国語は身につけられるという楽天主義に感染させてくれます。通訳者、翻訳者の入門書としても好適。
日本人の書いたこういった本は、とかく精神論に落ち着いてしまいがちですが、この本では理論的なことを堅苦しくなく知ることができます。
何より、著者が女性ということに共感して気軽に読めます。
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外国語の水曜日―学習法としての言語学入門
黒田 龍之助
ロシア語講座の講師だった著者。学ぶ言語は違っても、学習法というのは参考になるものだ。
外国人に日本語を教える機会がわりとよくあるので、この手の本をよく読むが、読みやすく為になった。
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語学で身を立てる
猪浦 道夫
語学で身を立てていたものの、結婚して育児に追われ、かつてあれほどがむしゃらに働いていた自分のことが最近では他人のように思えてしまう今日この頃。
「もう語学は趣味でいっか」と妥協してしまいそうな自分自身を叱咤激励するために、ときどき手に取る本です。
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語学の脳みそ―11ヵ月で4ヵ国語をマスターした僕の語学のツボ
矢部 太郎
電波少年で、おろおろしながらも確実に喋れるようになっていく彼の姿を見ながら、いいなあ、代われるものなら代わりたい、と羨んでいた。
語学学習好きにはたまらない読み物。まあ、学習法というよりは娯楽として。