kindleの読み上げ機能(text to speech)よりも、自然な音声だというので、さっそく試してみました。
vBookz – Free Audiobooks(iTunesが開きます)
600円のところ、ただいま350円の模様。
ダウンロードして開いた時点で、すでに著作権の切れた無料書籍がたくさん並んでいます。ほかにも、Project Gutenbergからepub形式の書籍を自由にダウンロードして読み上げさせることができます。
おお、「八十日間世界一周」がある!
読んでいる箇所を、金色のガイドが示してくれています。
男声女声の選択、フォントやサイズ変更、読み上げスピードも細かく設定できます。
確かに、kindleのTTSと比べると、なめらかだし、遅いスピードの時の声のブレも少ないです。kindleは、読み上げスピードは3段階しか選べませんが、vBookzの方はゲージ調整なのでもう少し細かく設定できそうです。
iPhoneやiPodTouch、それにiPadには、Voiceoverという読み上げ機能がもともとあるにはあるのですが、オンオフがなかなか面倒だったりするので、こうしたアプリがあるのはいいですね。読んでいる場所を教えてくれるのも助かります。
さらにすごいのは、デフォルトで入っている英語の他に、アドオンを購入することで全15言語の読み上げが可能!Czech, Danish, Dutch, Finnish, French, German, Greek, Italian, Norwegian, Polish, Portuguese, Russian, Spanish, Swedish
英語以外のAudiobookって値段が高いので、これはいいかもしれませんね。
epub形式であれば、自炊したものも読み上げてくれるということで、さっそく試してみたところ、「この言語の読み上げには対応していません」というエラーが出てしまうファイルがありました。
Sigilというソフトで、タグの言語設定部分をいじって英語にしてみたところ、うまくいきました。
また、目次がついていないデータは開けないという問題も発見したので、またぼちぼち研究してみます。