kindle 3 届きました



ようやく届きました、kindle3(wifi+3G)。何もかもほっぽらかしてお試し中。
(画像はあちこちで出てるのでパス。私のは白です。)

手元にある、iRiver STORY(現在の参考価格送料込で約210ドル)が、私のファースト電子書籍リーダー。
このデバイスとの比較が、他の方の参考になるとも思えませんが、まあ、他に比べるものもないので、ちょっとメモしておきます。
【kindle3の方がいい】
・コントラスト(グレーのベースカラーは同じくらいで、黒が濃い)
・ページ送りの早さ
・無料3Gでいつでもどこでもコンテンツが入手できる
・ 〃  WEBページ閲覧可(でも緊急時を除きほとんど使わないと思う)
・kindleって言えば、まあ話が通じる(iRiver storyでは説明がややこしいので「kindleみたいなもん」と)
・@free.kindle.com宛にデータを送るとkindle形式に変換されてwifi経由(多分3GはNG)でDLされる
・TTS(英語で読み上げ)機能がある
・ルックアップの辞書が入れ替え可能
【iRiver STORYの方がいい】
・フォントを自由に入れられて、TXTならフォント変換ボタンで簡単に変えられる
・Epubをはじめ、DOC、PPT、XLSなど、いろんなファイル形式に対応
・オーディオもMP3だけでなくWMAもOK(再生機能はだいたい似たようなもの)
・~32GのSDカード利用可能
・ZIPにまとめた画像ファイルを読むとき、自動ページ送り機能がある(秒数指定可)
・SDカード内のデータは階層を作ってフォルダ管理・閲覧できる
・ボイスメモがとれる(MP3)

ちなみに、iRiver STORYの後継、cover STORYは、名前どおり、ディスプレイにカバーがついたリーダーです。これがタッチスクリーンなのでとても気になっているのですが、やはりタッチスクリーンになると画面の反射が強くなる模様。SONYの新しいのはどうなんだろうなあ。
もう少し安ければ買ってみるんだけどなあ…kindleより高いと、手を出すのをためらいます。
なんだかんだ言っても、kindle、この価格でこの性能は驚異的です。買って悔いなし。円高の今、とりあえずAmazon.comのギフトカードを買っておいて、欲しいタイミングでゲット、という手もありますねー。(※Amazon.co.jpのギフトカードは使えません!ご注意を)
PDFについては、今のところ、青空文庫のデータを青空キンドルで変換して読むくらいです。
透明テキスト付きPDF(英語)を両方で試してみましたが、やはり文字が小さくて見づらいので、文字データだけならcalibreで対応形式に変換して(kindleならmobi、STORYならepub)読んだ方がいいなと思いました。大きなPDFを読む必要がないので、PDF閲覧についてはあんまりよくわかりません~。
日本語(韓国語・中国語も)データをTXT以外の独自形式にする方法としては、以前Sigilを利用したepub方式への変換を過去記事で紹介しました。
calibreの変換機能は、英語以外ではうまくいきません。日本語のデータをmobi形式に変換するには、kindlegenを使えばいいようですが、まだ試していません(使用方法説明がこちらに)。
縦書きで自前の日本語データを読みたいなら、青空キンドルのテキストデータ変換機能(PDF)を使うのが、一番いいかなと思います。フォントもきれいだし。
3Gを利用したWEBブラウジングについてですが、うーん、正直ガラケーの方がまだましではないかと。無理な使い方をしてアマゾンに負担をかけるよりは、アマゾンが想定している使いやすい部分だけ利用して、この”experimental Feature”を継続してもらえるようにした方がよさそう。
kindleというデバイス自体も、無駄に手を広げて多機能化(昔のワープロ機を思い出す)するよりは、読書専用機として細かい機能を充実させていって欲しいなあと思います。
中国の大手電子書籍リーダーメーカーの漢王は、今年中に千元を切る商品を出すと言って、リーダーの国内普及にものすごく積極的だし、韓国ではすでに図書館で電子書籍を貸し出すサービスも始まっているし、日本はずいぶん遅れをとってしまっているようですね。
今はまだ、東アジアメーカーのリーダーも2~3万円あたりですが、今後だだーっと中・韓・台の格安リーダーが日本のマーケットに入ってくる可能性もありそう…。SONYをはじめ、国内メーカーにがんばっていただきたいところです。
なんだか誰の参考にもならないようなファーストインプレッションだなあ…
まだちょこっとさわっただけなので、間違いあるかもしれません、あまり信用しないで下さい…
当面は、iRiver storyで中国語・韓国語を読み(フォントが好みで読みやすい)、kindleで辞書を引き引き洋書&青空文庫を読む、という使い方になりそうです。

あらかじめ買っておいたのを貼りました。ぴったり、しかも貼りやすかった。

シェアする

フォローする

スポンサーリンク

コメント

  1. StarKnight より:

    Kindle良いですね!iRiverの自動ページ捲りも良さそうの感じ。
    私まだ専用カバー購入してないですが、透明ポケット付きのノート(こんなもの: http://www.ringolab.com/note/daiya/4550251456_280a211169.jpg ただし印字無し)に入れて持ち歩いています。再起動する際はやや不便(毎回ポケットから出す)ですが、車内で読書用には満足しています。防水ですし!
    なんか、かなり適当な解決策で…

  2. Marie より:

    >StarKnightさん
    コメントありがとうございます!
    iRiverの方は、kindle買ったら手放そうと思っていたのですが、ePubが読めるので、もうしばらく手元に置いておきます。
    透明ポケットに入れるアイデアいいですね!ボタン操作も出来るし!急な雨に降られても、心配しなくてすみますね。
    最近、文具を見に行ったら、「これkindleのカバーにあうかな…」と考えてしまいます。