新HSK6級対策・語法・書写・リスニング



今年の6月に新HSK6級を受けました。

HSK6級の結果

それまでは仕事も家での勉強も英語漬けの日々で、中国語からはやや距離を置いた生活をしていました。
受験申し込みをしてから2か月ほどの临阵磨枪(泥縄式)でしたが、300満点中243点を取ることができました。
6割の180点が合格ラインという目安ですが、8割取得を目指していたので、ほんとうにギリギリセーフの成績です。

HSK6級・書写

自信があった書写では、もともとの文章自体が算数苦手な私を滅多打ちにする内容で大変に苦労し、全部書き終わることができないという悲惨な結果でしたが、文章を完成しておらず、字数も大幅に足りていないにもかかわらず、100点中70点を超えていました。

嬉しいやら悔しいやら。字数が足りていないとかなり減点になるはずなので、ちゃんと書けていたら…と悔いが残る結果となりました。

HSK6級・リスニング

コンディションによっては乱高下の可能性があるだろうと踏んでいた听力では、途中で思い切りリズムを崩してしまい、70点台という結果になりました。日頃の中国語とのつきあいがほぼ「読む」ばかりになっていたので(耳から聞く作業をしたとしても、同時にスクリプトを見ながらのことがほとんど)、実際リスニング力自体も落ちているのだろうと思います。

目標満点の閲読は90点は超えていたので、ここだけが予想どおりというところです。
TOEICのPart7と同じで、書いてある中から答えを見つければよいという長文問題は一番心理的負担が少ないです。

HSKと中検の違い

今回、中検受験を決めて、準1級と1級の過去問に取り組んでいる中で、HSKとの違いを実感しています。

HSKの5級や6級を受ける方はすでに、基本的な文法や語彙の知識はある程度のレベルに達していらっしゃるので、HSKの出題形式に慣れることでより高いスコアを取ることができると思います。

もう少し高い点数を取ってからのほうが説得力があるかなとも思いましたが、TOEICと違い、試験対策についての情報量が圧倒的に少ないので、私なりの5級・6級の試験対策をこれから何度かに分けて書いてみようと思います。

メインで使ったのはこのシリーズです。
特に語法に関しては、特におすすめします。

ちいさなくふうとノート術: ごちゃごちゃの頭を整理して楽しく暮らす私のノートの使い方
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時間をうまく使うための工夫と、それを管理・記録するノートの使い方・語学の記録のつけ方やBullet Journalについても書いています。