次は何を読もう。



「風声」を読み終わり、今は江國香織の「左岸」を読んでいます。「右岸」は読まない予感…九ちゃんが辻氏の風貌そのままの描写だった時点で、こりゃ無理、と思いましたので。
さて次に何読もう、と考えながら、前からちびちびやっていた田原の「双生水莽」の日訳を再開。自分の呼吸とぴったり合うステキな文章を見つけると、こつこつ訳し始めずにいられません。中学時代、好きな洋楽の歌詞を訳して暗唱していたのに似てるかな…これは勉強ではなく、趣味もしくは衝動なので、あまりおすすめできる勉強法ではないと思いますが…。
この作品は泉京鹿さんの訳で日本語版出版予定があるそうなので、とても楽しみにしています。

FX1に放り込んでいるのは、今のところ、曹文軒の「天瓢」と、痞子蔡の最新恋愛もの

ネット文学ブームの火付け役となった痞子蔡(台湾)の作品は、「第一次親密的接触」以来なんとなく追いかけ続けています。一番覚えているのは、アイルランドの詩人イエイツをモチーフに使った「アイリッシュコーヒー」。あまりベタベタしすぎず、好きな二人がすれ違ってしまう独特な空気感が好きです。

しばらくはまたカナタ韓国語に没頭するべき、なんですけどね。

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コメント

  1. ,たま より:

    私も。「愛の後に来るもの」で、辻さんの二人で書く企画物小説はダメだと思いました。
    というか、私たちの世代って「やっと会えたね。」の衝撃が・・残ってませんか?
    辻ファンの韓国人を捕まえては닭살!!と話しているのですが、韓国人はロマンチックでステキだと思うんですって~ㅎㅎ

  2. Marie より:

    >たまさん
    そうですよね~…「右岸」ぱらぱらとめくってみたのですが、やっぱり無理っぽいです。
    辻氏はかなり読者を限定するロマンチシズムですよね。その上ナルシシズムも加わり。中国の渡辺淳一人気と同じく、翻訳者がいいってことがあるかしら?

  3. たま より:

    翻訳者がいいって>はい、きむ・ふなさん、すごいと思います。どうして名前をひらがなで書くのかなぞですけど。
    日本語→韓国語、韓国語→日本語翻訳を両方こなす人って他に知りません。(私が知らないだけなんですけどね~)
    私も・・実はカナダが終わってないって言う・・。
    先生が卒業する前になんとかしないと~。
    あ、上のコメント文字化けしてますが、タクサル!!!と叫んでいます。

  4. Marie より:

    >たまさん
    日本語→韓国語、韓国語→日本語翻訳両方こなす…すごいですね…。
    カナタ、問題解くだけならすいすい進めるんですけど、それじゃあ全然意味がないので、ぐっと立ち止まっては地味に反復練習しています。早く中級に行きたいんですけど!
    タクサル!覚えました!!