なんだかむずむず…&「平淡生活」



今とっても気になること、それは近所の家の洗濯物。以前読んだ角田光代の小説の中にも全く同じシチュエーションがあって驚きました。皆さんのご近所にもいらっしゃるかしら。
道路に面して干された洗濯物。ブロック塀ごしに通行人にばっちり見える高さにオバサンのズロースが何枚も!(トランクスもあるのですがズロースのインパクトには負ける。)
そして、それだけならまあいいのですが、物干し竿に股の部分を通すかたちで干してあり、一枚一枚、その股部分を「ばち~ん!」とでっかい洗濯バサミで挟んであるんです。
もう、見てるだけで、なんだか痛い…(涙)
今朝も寒い風の中、まるで万国旗のようにひらひらと舞っておりました…
連休の間に海岩ドラマ「平淡生活」を見始めました。(新浪ページ)
のっけから切迫した状況で、ぐいぐい引き込まれてしまいます。
ドラマはシナリオ作家の中年男のモノローグからはじまります。(そういえば「玉観音」も過去と現在が入り組んだ構成になっていました。「五星飯店」に感じた物足りなさには、こういう理由もあったのかも)
売れないシナリオ作家が、観客に受ける刺激的なストーリーを書くようにと要請され、引き合わされたのが主人公の优优。可憐な顔とはうらはらに、お金に執着したりと一筋縄ではいかなそうな美少女。男はお金と引き換えに、彼女に過去を語ってもらうことになります。
現在の优优を演じるのは沈佳妮。男性の目からはどう見えるのかわかりませんが、絶妙のキャスティング。演技なのか天性なのか、同性に嫌われそうな雰囲気が身体全体から漂っています。この印象は先日の東京映画祭を騒がせたゴシップが記憶に新しいせいかもしれませんが…。
少女時代の优优役の蒲冰墨が驚くほど愛くるしかったので、「この子が数年後にこうはならないだろう…むしろ子役の女の子のままいけばよかったのに!」と思いましたが、今後ますます暗くなっていきそうな展開を考えると、やはり沈佳妮にバトンタッチでよかったのかしら。
当時14歳の蒲冰墨、今後の期待が楽しみな女優さんとして覚えておかなければ!!
あ、言い忘れていましたが、売れないシナリオ作家は「五星飯店」の悪い上司です。ナレーションが多いせいか、声は配音になっていました。彼を見た瞬間、まるで懐かしい人に会ったみたいに嬉しくなりました。
年末年始は「平淡生活」かしら。それとも以前からほったらかしていた「暗算」?
まだまだドラマ三昧の日々が続きそうです。

シェアする

フォローする

スポンサーリンク

コメント

  1. にゃじゃら より:

    Marieさん、
    『五星』の余韻にひたる間もなく(あ、ひたれる程じゃなかった?)早くも次の標的に向かっていますね!
    まだ内容をお知らせできるほども読んでいないのですが、小説本の「河流如血」を中国語の先生からもらって最初40ページほど読みましたが、これは少年の目線で物語が進みます。警察に勤めて尊敬していた父親が事故で身体が不自由となり、姉と仲がこじれて美しい姉は駆け落ちしちゃいます。しかしそれには裏があり・・・と、気持ちがいいほどサスペンス満載です。家族も知らない秘密、貧乏、金への渇望と蔑視と少年の胸に抱く憧れ、という具合に華やかさはないですが読んでてドキドキします。
    >売れないシナリオ作家は「五星飯店」の悪い上司です
    ↑この俳優さん、「拿什摩zheng救ni」ではゴロツキのボスでした。本当にどうしようもない奴で、『五星』の冒頭ではパリッとしていたので、「お、更生したんだ♪」と思ってましたがやはり・・・。あ、この『平淡生活』では悪役と決まったわけではないですよね~(失礼)

  2. 雪蓮 より:

    Marieさん、こんばんは。
    「平淡生活」お持ちなのですね!前から見たいと思っていたのですが、当時DVDが海外発送不可だったので手に入らずそれっきり諦めていました。高雲翔はどうですか?「雨風西関」でなかなかいい演技していたのでちょっとどんな感じか気になります。
    洗濯物の干し方って人間性現れるといつも思っていたのですが・・・股部分を「ばち~ん!」豪快な方なんでしょうね。
    にゃじゃらさん、初めまして!
    海岩作品はドキドキ感とスピード感がいいですよね。私は読むのが遅いのですが、それでも結構読み進んでしまいます。「拿什摩zheng救ni」大分前に見たので、『五星』が届く前にまた見直してみたくなりました。

  3. Marie より:

    >にゃじゃらさん
    『五星飯店』、ひたりましたよー。子供を寝かしつけている間、頭の中はドラマのことでいっぱいでした~。
    「河流如血」読んでらっしゃるんですね!私もドラマDVDが控えているので、大事なところは内緒にしといてくださいね~(笑)
    悪い上司の役者さん、海岩ドラマの常連さんだったんですね。「更生したんだ♪」に思わず爆笑してしまいました。
    なにか胸に抱えてそうなあの感じ、サスペンスドラマには欠かせない人物ですね!
    「平淡生活」、どんどん悪い方へと向かっていきそうな感じなので、楽しいドラマと並行で見ようかしら、と思っています。
    >雪蓮さん
    こんにちは。海岩作品、先日アマゾンでまとめて再販されていたので買いました。びっくりする安さでしたよ!まだ売ってるかどうかわかりませんが、チェックしてみてはいかがですか?
    高雲翔は周月役の男の子ですね!第一印象は、いかにも中国の俳優さんだなということ。少年時代の子役の男の子がタイプの顔だったので、これまた成長した後の変化にちょっとがっかりしてしまいました(笑)
    洗濯物の干し方に人間性、たしかにそうですね~。私は姑の干し方、洗い方を見て、猛烈に反省し、見習っているところです。

  4. にゃじゃら より:

    雪蓮さん、はじめまして♪
    「拿什摩zheng救ni」は中国語字幕で初めて最後まで見終えることができたドラマで、寝不足になりつつ夜中にディスクを入れ替え(VCDなんで1話ずつなのが面倒)その展開に「おお!」と思えたので思い出深いです。あ~俳優陣の話だけでも「平淡生活」見たくなってきました~(!!)
    Marieさん、こんにちは、
    ほんとにもう、Amazon.cnで安いとか、たきつけるのはやめて下さい(涙)。でも不思議とあのバカ高い送料を足してもここで買うのが一番安いときがありますよね~。私はシブい男見たさに「臥薪嘗胆」買っちゃいました。胡軍と陳道明が主役♪古装させてもステキ♪な二人なので、話はまた古めの中国語だろうしこの際ストーリーは度外視(笑)ということで。そろそろ発売から1年経つんですが、経済版が出てないのでどこでも高い・・・。その中で今回はAmazonが一番安かったです。それでも送料込み¥3,800余りしたのですが(うう)、ま、お正月ということで(汗)。
    数日前に注文確定・カード決済も済んでいたこの↑注文に、まだ発送前だったので一つ商品を追加したところ、2つの商品で新たに注文が確定されて、2つ分の合計金額を払う形になったので、あわててこの注文をカード決済画面に行く前にキャンセルしました。決済済みの↑元の注文が上手く返金処理されなくてもイヤなので。するとわざわざカスタマーサービスからメールがきて(自動メールじゃないやつ)「お客様のご希望どおり処理しました。また何かあればご連絡ください」という程度の内容でしたが、いっきに好感度up↑しました。当当の人達にも見習ってほしいものですね~(笑)。

  5. Marie より:

    >にゃじゃらさん
    アマゾンの送料、音像商品ならまだいいんですが、書籍はちょっと考えちゃうんですよねえ。当当はその点ではかなりリーズナブルな価格設定。今買いたい書籍がたまってきているので、舌の根も乾かないうちに懲りずに当当を利用してしまいそうです…
    アマゾンは私も何度かわがままなお願いをしたことがありますが、快く聞いてくれました。一度はわざわざ電話をかけてきて確認をとってくれたり。音像商品は不良品も多いので、これからは送料を考えてもアマゾン中国ですな…正月明けたら、あちらの正月映画DVDが出揃った頃にごっそり注文する予定です♪