子連れ北京2日目(1) 北京動物園



さてよく眠れぬまま朝を迎え、これからの予定を布団の中で考えます。

予定変更

旅行前にネットで調べた北京オプショナルツアーの中に、オンライン支払ができるところがあったのを思い出し、検索するとありましたありました。

慕田峪までの一日車チャーター、セダン大人二人まで910元。

試しに次の日の日付を入れて予約手続きをしてみると、予約完了メールが来ました。おお、前日でもオンラインで予約が取れるようです。これでカード決済の手続きをすれば予約確定。

オンライン決済をする前に、不安な点などを問い合わせるメールを書いて送信しました。

よく寝ている子供をベッドに残して庭に出ます。この日の北京は曇り。日本ほど湿気は感じず、時折涼しい風も吹きます。

前夜カナダ人のおっちゃんが座っていたところに、今朝はここで働いているらしいくるくるパーマのおばちゃんが座って、朝ごはんとおぼしき餅(ビン)をかじっています。

挨拶をして、21日の夜の様子を聞いたり、おばちゃんのふるさとの天津の話を聞いたり。
カードでお金が下ろせなかった話をして(恥ずかしいからロックされたことにすると、”啊~、锁上了”とウンウンうなずかれました。やはりロックされてしまうこともあるようです、みなさんどうぞお気をつけ下さい)、これからいかに低予算で7日間を乗り切るかを、途中加わったおばちゃんその2を交えてわいわい話しあったりしたのでした。

子供も起きてきて、中国語で名前と歳を自己紹介。ほめられてご満悦です。
「息子に娘ひとりずつ、でかしたねえ」と私もほめられ。(この先たびたび私は一男一女を生んだことを称えられるのでした)

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チェックアウト

この日は動物園に行ってみることにしました。
パンダ園は8時からの開園らしいので、早めに出発せねばなりません。子供に支度させ、私も身支度を整えてフロントに行き、残りの2日間の予約をキャンセルする旨を伝え、一晩分の宿代を払います。午後までの荷物預かりもOKしてくれました。

ああ、のんびりできる四合院ホテルのお庭。目があうとにっこり微笑みあう旅人どうしの親しい感じ。堪能するつもりだったのになあ。

宿泊客はほとんど欧米人のようです。東洋人は見かけません。お庭のテーブルに、スクランブルエッグやソーセージののったお皿が並び、金髪のお子達が走り回っておりました。

名残を惜しみつつ、赤い扉をくぐって出発。

北京動物園

宿から地下鉄駅「西四」までは、徒歩で4,5分。
子供も「パンダ、パンダ♪」と足取りも軽く向かいます。
地下鉄入口にあった売店で、飲み物と朝食代わりのクラッカーやビスケットを買い、地下鉄4号線に4駅ほど乗り、動物園に到着。
朝からすごい人です。そして、前夜の雨のせいか、蒸し蒸しする暑さです。

入口から近いところにパンダ園の入口が。動物園の入場券とは別に、パンダ園入場券も必要です。
(ちなみに、身長120cm以下の下の子は、今回の中国では地下鉄やバスの乗車タダ、チケットも観劇以外はすべて無料でした。)

そしてパンダ。6匹くらいはいたと思うんですが、

寝てるか…、

尻向けてへばってるか…、

尻掻いてるか…、

うなだれて肩で息してるか…、

全体的に覇気がない!!!

まあ、暑いから仕方ないんでしょうけど…
運良く笹を食べてる2匹に出会えたので(そのうち1匹は仰向けに寝転がったまま食べていた、お行儀悪い~)よしとします。

そのあと、熊さんやら象さんやらライオン・トラ・鳥類などを見学。元気なのはお猿さんくらいでした。
何と言いましても、動物より面白いのが中国の人々でして、

・カンガルーのいる柵の向こうに空きペットボトルを投げ込んじゃうおばちゃんとか
・寝てるトラやライオンを起こすためにおおーんおおーんと吠え続けるいい歳したおじさんとか
・パンダを振り向かせるためにけたたましい声で際限なく叫び続ける幼児とか
・登るな禁止の看板があり、しかも有刺鉄線でガードしている像の上に果敢に登って写真撮影を試みるおじさんとか

子供はお口あんぐりで呆れておりましたが、そうそう、これが中国なのでしたよ、私も忘れておりました。

加えて、小太りのおじさんのうち、5人中3人はおなかを出して歩いていたことをご報告いたします。よかったー、まだ絶滅してなかったー(絶滅どころか10年前と全然変わってなかった)と、つやのあるナマ太鼓腹を横目に始終ニヤニヤしていた私です。

歩きタバコも気になりました。ですがたいていの人が、子供が近づくとすっと手の向きを変えてタバコの先を自分の体側に向けてくれたので、ひやりとすることはほとんどありませんでした。

園の外でも中でも、いろんなおもちゃが売られていました。ゴムひもつきボール(投げたら返って来る)、新体操リボン、シャボン玉機関銃に、清朝の皇族の頭飾りみたいなの。

ベンチに座って子供はアイスクリーム、私は蜂蜜ヨーグルト。うんうん、留学中によく飲んでいた別メーカーの飲むヨーグルトと同じ味です。きっとすっごく砂糖が入ってて、これが太るモトになったんですよね。うう。

日本人とわかると、売店のお兄さんお姉さんが「コニチハ」などと話しかけてきたので、子供が喜んで近づいていきました。そしておもむろにあやとりひもをポケットから出し、四段~十段ばしごなどを披露(海外旅行恒例行事)。

「あやとり、中国にもあるけど、地方ごとに呼び名が違う」んだそうです。

辞書には「翻绳」と書いてあるけれど、彼女らは「线翻花」「挑绷绷」などと言ってました。(ピンインメモして帰って調べたので、多分間違っていないと思います)
子供はおねえさんとふたりあやとりを一緒にやってもらって、日本とやりかたが同じであることを確認し、喜んでいました。

広い園内、見ていないところはまだまだたくさんあったのですが、子供が「もう十分、もう帰る、新しいホテルに行く」と言ったので、これにて動物園はおしまいです。

地下鉄で宿まで戻り、お庭の椅子に座ってゆっくりジュースを飲んで、四合院のおうちを堪能。お客は観光に出ていてがらんと静か、庭にはマットレスが干してあり、チェックアウトした元・私たちの部屋で、おじさんがテレビをのんびり見ています。

ネットに接続すると、朝車のチャーターの予約をしたところから返信が届いています。丁寧なお返事を読んで、心配な点(大人2人までとのことだが、大人1人子供2人でもOK、追加料金もなし、土産物屋に連れてかれることもなし、などなど)は全てクリアになり、明日の予約も問題なしということで、オンラインで決済完了。これで万里の長城への足も確保しました。

前夜は電車で八达岭行きを覚悟していましたが、動物園の人ごみで予想以上に疲れていたので、電車のいい席を取るために争わなくていい、長城で人ごみにもまれたりしなくてもいい、と思うとずいぶん気が楽になりました。

時計を見ればもう13時を回っています。荷物を持って出発です。バス停までは200mほどでしょうか。がんばって歩きます。
あともう少しでバス停に到着、というところで、雨が降ってきました。

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ホテル1泊代金 480元
ジュースとかお菓子とか 30元くらい
地下鉄(西四~动物园)2元×4
(朝とお昼の地下鉄4号線は、そこそこの混み具合でした。危険を感じるほどではない)
動物園・パンダ園入場券 25元×2
アイスクリーム 3元×2
瓶入り蜂蜜ヨーグルト 6元
(瓶のデポジットとして1元取られ、瓶を返すときに返してくれました)
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【2日目・現在の残金】1520元+19000円

红灯笼客线(西院)
欧米人の多いゲストハウスの雰囲気に慣れていれば、快適な宿です。バストイレなしのドミならかなり安く泊まれます。フロントのお姉さんはきれいな英語を話します。
西院からなら、地下鉄は西四駅まで徒歩4,5分。バスなら西四路口北のバス停が徒歩1,2分のところにあり、とても便利です。
私が泊まった日は雨上がりで湿度温度とも高く、エアコンでの部屋温度調整が難しかったです。今考えると、アトピー体質の子供にとっては、早めに次のホテルに移って結果的に正解だったのかも…

>2日目(2)に続く

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