夏は海!「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」読了



連休はアウトドアに徹してきました。日焼け止めは気をつけてこまめに塗っていましたが、それでもかなり焦げました。

2人の子供は裏表がわからなくなるくらい真っ黒です。

夜は家族全員で熱を持った肌にカーマインローションをぴたぴた。そのせいか熱が出たり腫れたり水ぶくれになったりというトラブルは回避できました。特に私自身が日焼けでよく熱を出すので…

海は、台風が通過していたせいか透明度は低かったのですが、波は低く適度な風が吹き、とても快適でした。パラソルに敷物、テーブルになるクーラーボックスという簡単な装備でしたが、まわりには結構大きなテントやタープが設置されていました。皆さん本格的!

夜は夜市に出かけたり、花火をしたり。

子供を寝かしつけてから、大人時間を過ごそうともくろんでいましたが、完全にダウン。子供と一緒に朝まで爆睡してしまいました。

旅の友の本は今回はこれ。

奇人まみれの英国でも、群を抜いた奇人! ーー『ドリトル先生』や 『ジキル博士とハイド氏』のモデルとも言われる18世紀の「近代外科医学の父」ジョン・ハンター。彼の知られざる生涯を初めて描いた驚嘆の伝記。
膨大な標本、世界初の自然史博物館、有名人の手術、ダーウィンより70年も前に見抜いた進化論……。解説は山形浩生氏ーー「このジョン・ハンターはまぎれもなく、イギリスの誇る畸人の伝統を脈々とうけつぐ人物であり、その影響は医学の世界をはるかに凌駕している……かれの畸人ぶりは群をぬいており、それが証拠にかれは当時、そしてその後の小説などに多くのモデルを提供している。
本書を抜群におもしろくしているのは、そうしたかれの畸人的なエピソード群のためであり、そしてそれが現代のぼくたちにつきつける問いかけのためだ」。

解剖だの死体だの、最初は恐る恐る読み始めましたが、おもしろくってやめられません。夏の夜にぜひ。

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