他人のブログで自分の手帳画像が無断掲載されていたらどう感じますか?



まとめサイトなど、自分のサイト以外の場所で、自分の画像を見るとドキッとします。

SNSが多くのひとに使われるようになり、流れてきた画像を簡単に保存できるようになってから、悪意あるなしにかかわらず「パクリ」が横行するようになりました。

自分が書いたもの、撮ったもの、作ったものをあたかも自分のもののように使われるのは、第三者が考える以上にショックなことです。ただ使われるだけでなく、お金儲けに使われているとなおさら嫌なものです。

自分が無断使用された経験があるので、他人がされているのを見ても心が痛みます。

SNSの引用・埋め込みはセーフ

Twitterやインスタグラムには、「この投稿をサイトに埋め込む」という機能があります。
紹介したいツイートがあれば、このサイト埋め込み機能を使ってタグを取得し、ブログにはりつけると、以下のように表示されます。

この場合、画像はTwitterのものを読み込んでいるので、私がこのツイートを削除すれば画像も削除されます。

引用の範囲がどこからどこまでかもはっきりとわかります。

したがって、このコンテンツは私の管理下にあると言えるので、別の誰かがこのような形でブログに引用しても問題ありません。

SNSにこの埋め込み機能が公式に採用されているということは、利用規約になんらかの言及があり、ユーザーはこの機能を使用されることに同意しているとみなされます。

記事本体にオリジナリティがあり、引用元への敬意が感じられるキュレーション記事に引用されるのは大歓迎なのですが、そうでない場合もあります。

画像をダウンロードして無断でアップロードはアウト

他人のSNS投稿の画像を保存し、それを無断で自分のブログにアップロードするのは私的使用を超えた複製・転載です。

他人の著作を自分のサーバーにアップロード、公開することは、著作権法の複製権(21条)・公衆送信権(23条)、加工することは同一性保持権(20条)の侵害となります。

とってつけたように出典リンクを小さく書いてあるサイトもありますが、出典を書けば、リンクさえ貼ればなんでも許される、というものではありません。

ブログでの正しい引用と転載の方法&画像の利用方法

Pinterestにアップロードされている無断転載画像の使用は特に危険なのでご注意ください。

Pinterestはどこまで合法なのか?ある女性のストーリー

ピンタレスト このサービスでは、Web上で見つけた自分の気に入った写真をテーマ別に並べて楽しむのが主な利用方法であるが、よく考えると、他人が権利を所有する写真ファイルを転載しているので、以前よりその合法性が気になっていた…

日本ではダメとわかっていても、海外のひとたちの著作権を侵害するのは平気?

Bullet Journalに興味を持っているので、SNSでキーワード検索し、定期観測しています。

海外の動向を日本に紹介したい、という気持ちが発端なんだと思うのですが、こういうブログ記事を見ることがときどきあります。

アイキャッチを見て「かわいい!」と興味がわきますが、実はこのアイキャッチ、海外のユーザーさんがSNSなどに投稿した画像が使用されています。

記事の内容も、『引用』の意味を勝手に拡大解釈した無断転載が多く見受けられます。

今回は手帳関連のブログを紹介しましたが、Bullet Journalが特に海外で盛り上がっているということもあり、自然にこういう事例を目にすることになっています。この界隈だけでなく、他の分野でも似たようなことは多く起こっているのだと思います。

日本のユーザーさんの画像を無断使用・加工したらアウトですよね?

自分の手帳画像が無断で自分とは関係のないサーバーに保存・公開され、知らない誰かのものと一緒くたに加工されて使われているのを見たら、私は嫌です。

この時代、画像が一人歩きしてしまうことは仕方ないこととはいえ、自分の画像が自分で削除できないかたちでずっとネット上に存在するのは、やはり気分がよくありません。

日本のものはダメだけど、海外ユーザーのものなら無断使用が許されるのでしょうか?

著作権に国境はありません(参考)。

交渉ごとはとても疲弊する

著作権侵害は親告罪なので、著作権者は相手を訴えることができます。

私は国内外のサイトで自分の画像が無断転載されていたことがあり、何度か相手にその取り下げを求めた経験があります。

日本語でも外国語でも、そういう交渉はとても疲れます。
取り下げを求める権利があるとはいえ、できればこんなことはしたくない。

自分が大変な思いをしたこともあり、「どうせ文句は言ってこないだろう」という理由で、海外のひとの作品を無断使用しているのだとしたら、憤りを感じます。

たとえば、どなたかが作られた日付シールや手帳のテンプレートを別の誰かが無断で再配布したら、それが無償でも有償でも、出典元を併記していても、ダメだというのはわかりやすい例かと思います。

日本でダメなら、海外でも同じ。
ブログで情報発信をしているなら、自分が作り出したものを大切にしたいという作り手の気持ちは理解できるはず。

自分の書いた文章が別のサイトで、まるごと『引用』されていたら、いい気持ちはしませんよね?

オリジナルの所有者への敬意をもっと払ってほしいなあと思います。

作り手への敬意を

私は何度か、海外ユーザーの手帳の使い方について記事で詳しく紹介するために、(本来は必要ない)インスタグラム投稿の埋め込み引用許可(複製・転載ではなく)をお願いしたことがありますが、たいていこころよくOKしてくださいました。

海外記事の引用を超える翻訳にも、もちろん許可が必要です。

なので、どうしても紹介したければ、趣旨を相手に説明し、きちんと許可を取って、正しい出典元(無断転載の孫引きではなく)をきちんとわかりやすいかたちで明記した上で掲載するのが、相手への敬意の表明にもなると思うのです。

海外のバレットジャーナリストたちが、どんなアイデアをシェアしているか、日本に紹介する人がいるのはとてもよいことです。

日本でも海外でも、許可を得るひと手間は面倒に感じるものですが、他人の著作権(まあ特に海外では無頓着な人も多いわけですが)も気にしつつ、「自分が無断転載されていたらどんな気持ちになるだろう?」という思いやりも持ちつつ、ブログもバレットジャーナルも楽しんでいけるといいなあと考えています。

※紹介したブログ記事がもし許諾を得て転載されたものでしたらお知らせください。お詫びし、該当部分削除も含め、あらためてブログにてその旨ご説明いたします。(追記:無許可との回答をいただきました)

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