季節外れの流感



週末から子供がインフルエンザに。
4月に流行するなんて、やっぱり気候の変化のせいかしら?
夜の看病の合間にDVD鑑賞。久しぶりにたくさん観ることができました。
ドラマはやっぱり、最初の何話かを一気に観ないと、ハマれませんね。
生日快楽(古天楽 刘若英主演)

軽めの恋愛映画かと思っていたら、意外に見応えのある作品でした。
刘若英演じる小米は、幼い頃母を失ったことから、深い人間関係を築くことに消極的な女の子。好きになった小南には異性の影が絶えないために、自分の思いを伝えられず、不確かな関係のまま、知り合ってから10回目の誕生日を迎える。必ず来るはずの小南からのメッセージは、今年は二日遅れで届いた…
この映画のキーワードである「安全感」という単語、最近とてもよく聞く言葉です(「好きな男性のタイプは【安全感】のある人」など)が、日本語にしにくい語だと思います。中国語としては、意味は自分なりに把握できているんですが。
小南役の古天楽は、最近はジャッキー・チェンとも共演してて、人気なんでしょうか。顔のパーツひとつひとつは素敵なんですが、レイアウトが少し私の好みではなくて残念。ちとくどめのお顔ですね。地糊どろどろのバイオレンス映画とかには似合いそうですが。
傷つくのがこわくて、あと一歩が踏み出せない小米。そして物語の結末。恋愛中にありがちな、些細だけれど大きな感情のすれ違い。観終えた後、印象的なシーンがたくさん心に留まる映画でした。
それから、搭错车を一気に4話まで。
まだまだ本題には入ってない今からこきおろすのもアレなんですが、いろいろ気になる点がありました。
まず、阿美の母親刘之兰の22歳という設定がやや厳しい…。三つ編みしたり若作りしても、目元の陰はごまかせず、どう見ても30の台には軽く乗ってる…。こういうのって他の役者を使うわけにはいかないんでしょうかね。
それから李雪健演じる孫力の性格について。やさしく穏やかと言うけれど、怒り出すとすぐ物に当たるし(喋れないので仕方がないのか?)、周囲の思いやりにあふれる人たちには恐ろしく八つ当たりするくせに、正直いいとこなしの刘之兰には盲目的な献身、ストーカーまがいの愛情表現。刘之兰との間にもし感情的な行き違いが起これば、このドラマは簡単にサスペンスものになってしまいそう。
刘之兰の猛烈に利己的な振る舞いについては、女が生きていくにはこうするしかないんだろうな、という理解、と言うか諦めがあるので、あまり気になりません。でもしょっぱなからこんなんだと、阿美が成長した頃には悪い女っぷりに磨きがかかっているんだろうなあ。
いろいろ言いましたが、なかなかおもしろいです。「なんてイヤなやつ!!」などとぶつくさ言いながら、先が気になって仕方ありません。出演者がベテランぞろいで、演技力がすばらしいのも理由の一つかもしれません。ちなみに主演の李雪健は、「新・上海灘」では上海の黒社会を牛耳るこわいおっさんなのですが、どちらも娘を溺愛するお父さんの役、味のあるいい俳優です。

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コメント

  1. youguizi より:

    「搭错车」はBSで放送されていたのを見ました。突っ込み所は確かに多かったけれど、良かったですよ。日本では絶対作れなさそうな“良さ”ですけど。李雪健は「始皇帝暗殺」の始皇帝のイメージでした。
    この間上海でぱっとテレビをつけたら「歴史的天空」というドラマをやっていて、このドラマに孫力も阿美も劉之蘭も蘇民生も出てたので何だか笑っちゃいました。

  2. Marie より:

    >youguiziさん
    ほんと、おもしろいですね!最初はなんとなく見始めましたが、毎晩一話ずつコンスタントに見ています。買ってみてよかった。
    上海旅行、うらやましいです。ゆっくりのんびり旅ができるのは、いったいいつになることやら…