三無三親



立ち寄ったテジクッパ屋さんのレジ後ろにかけられていた、額に入った証明書が気になりました。
「3無3親」と、ハングルだらけの中にぽつんと存在する漢字が目に入ったからのようです。
‘3무 3친’
‘3무’는 △음식 재사용하지 않고 △원산지 허위표시를 하지 않으며 △MSG(화학조미료) 사용·트랜스지방 함유를 하지 않는 등 위생적이고 건강한 식생활을 뜻한다.
‘3친’은 △친환경 △친인간 △친건강을 말한다.

‘3無’は、3つの「~をなくそう」。
食品の再利用・原産地虚偽表示・MSG(化学調味料)の使用/トランス脂肪酸の含有
衛生的で健康的な食生活のためにこの3つをなくしていきましょう、
‘3親’は、3つの「~にやさしく」。
環境・人間・健康の3つを大切にしていきましょう。
という意味のようですね。(参考
確かに、韓国の人はテーブルにたくさんお皿が並ばないとさびしく感じるというし、おかずも食べたいものだけ食べて残すのが普通、という食文化が定着しているようなので、おかずの再利用(日本でもありましたね)は「捨てるのは勿体無いけど、使い回しは止めて」というジレンマがありそうですね…。

シェアする

フォローする

スポンサーリンク

コメント

  1. kumaneko より:

    そういう意味なんですね~
    たくさん食べきれないほどの食べ物を出す、っていうのが、豊かさだったり、おもてなしだったり、っていうのは、どこも確かにありますよね。
    前の仕事の上司が、有名料亭で、ほとんどはしをつけずにさげてしまうような料理もあって、複雑だった、といってたけど、そこもグループ会社でいろいろあったところだったので、なんかジレンマありそうだな、と思いました。
    友人(香港)のお宅でお母さんがたくさんお皿を並べてもてなしてくれたときには、もう食べられません~と降参したところで、お母さんは娘のお弁当箱にやおら、いろいろ詰め始めて、「明日持ってきなさいね~」と。これはちょっとえーはなしです。

  2. Marie より:

    >kumanekoさん
    そういう意味でした~
    中国もそうですね。仕事でよく行っていた頃は全く躊躇なく残すことに慣れ、日本でも同じようにして嫌がられた経験があります(汗)
    私も中国のお友達のおうちで、同じような経験をしました。降参するとさささーっとラップがかけられていって、水屋に移動。
    おうちではそれで解決しますが、お店の料理はなかなか難しいですね。
    小説「新結婚時代」のなかで、田舎出身の夫が接待の度に残り物を打包して家にお土産として持ち帰るのを、都会生まれの妻が心底嫌がっているというエピソードがありました。
    大の男がいじましい、ていうのもあるし、大皿を皆でつつく食文化ならではの衛生面の問題もあります。
    韓国、最近ではパンチャンをセルフにするお店も出始めたとか。(日本のラーメン屋の漬物サービスみたい)