ポメラの漢字変換。



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新機種ポメラDM20
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廉価版・色がかわいいポメラDM5
ポメラが到着してすぐに試し打ちに使ったのが、手近にあった「中国語世界」の見本誌。なんでも月刊誌から週刊タブロイド版になるそうで。
入力したのは日本語文ですが、「中国語世界」なのですんなり打ち込めない漢字がたくさん。
コメントもいただきましたが、中国関係の文章を書く場合には、「欲しい漢字が変換で出てこない!」という問題に苦労しそうです。ポメラには「文字パレット」がありますが、部首や画数で検索できず、目視で探すほかない上、カーソルの移動速度も遅いので、結構イライラします。
尝chángくらいだったら、「臥薪嘗胆」で変換することで、対応する「嘗」を呼び出せるんですけど、巅diānは、日本語辞書を引くと「山巓(さんてん)」などが出てきますが、「てん」はもちろん「さんてん」でも出てきません。
PC上ならコンバーターでちょちょいのちょいなので、あとで清書する時にわかるようにピンインかメモを書いておけばいいんですけど、また悪あがき、なんとか方法はないか考えてみました。
ポメラでは
・辞書登録ができる。
 (取説には「最大500件まで単語登録ができます。(語句4文字、読み10文字の場合)」ということなので、語句・読みがもっと短ければ、もっと登録できる可能性あり。)
・「ユーザー辞書はmicroSDにインポート・エクスポート可能」
・しかし「PCで辞書作成→カード経由でポメラに読み込み」はできない模様。これができればいちばん手っ取り早いんですけどね。POMERAフォルダのひとつ上の階層に「atok.dic」というファイルが生成されるので、いろいろいじってみましたが、無理でした。やり方ご存知の方はぜひ教えてください。
で、他に考えられる手としては、
●必要になりそうな漢字をピンイン順、あるいは音読み順に並べてTXTファイルでポメラ内に置いておく。
→1.ポメラでファイルを呼び出し、辞書登録する。
→2.必要な時にファイルを呼び出し、検索~コピー~ペーストする。
頻繁に使いそうな読み込んで辞書登録しておけば(1)、変換時のストレスは解消されると思われます。
「中国の姓トップ100(参考サイト)」はよく使いそうなので、変換しづらそうな漢字についてはあらかじめ辞書登録するつもりです。
ですが、いくら登録作業がシンプルだといっても、使うかどうかわからない膨大な漢字をわざわざ辞書登録するのは面倒。
そこで、2の方法。
・簡体字に対応する日本語漢字(入力しづらいの限定)を並べたテキストファイルを作ってポメラに放り込んでおく。
・必要な時にはそのファイルを呼び出し、「検索」で該当するピンインを呼び出す。見つけたら「コピー」
・もとのファイルに戻って「ペースト」
ポメラはファイル間のコピペができますから、こういう芸当が可能です。
リストはこんな感じで作成。

C
ce4 厠
chen2 晨
D
deng4 [登阝] F
feng2 馮
H
hao4 昊 
J
ji1 [土及] L
li4 儷
lia3 倆
M
ma1 媽
me 麼 
min2 旻
N
ni3 [イ尓] S
sheng4 晟
si1 絲
T
ting1 廰
tong2 [イ冬] Y
yao1 堯
yu2 兪
Z
zhuang1 妝

ちなみにこの漢字はPinconv+内のデータから変換しづらそうなのを抽出してきました。
Pinconv+のフォルダの中の「jis2gb」というファイルをメモ帳で開きます。
使用頻度が高そうなものをピックアップして探しやすいように並べればできあがりです。
「晨」を入力したいときは、「ファイルを開く」からこのリストを呼び出し、「chen」で検索~コピー~もとのファイルを呼び出し、ペーストで「晨」をぺたり、で完了。
ピンイン順で検索するのに自信がない方は、音読み順「しん→晨」、あるいは部首順「日→晨」で検索、とかがいいかもしれません。
あーややこしいなあ。
あとは、携帯(ドコモ)とポメラの連携とか、PCとポメラの同期とか、いろいろ試してみましたが、やってみた結果、そこまで必要としていないことがわかりました~。
必要とされているユーザーさんのために参考リンクをはっておきます。
DOCOMO with POMERA x mojiEdit x pomeraMobile
pomerasync(同期ソフト)

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