昨夜の話。

あくせくしすぎてるなあ、少し休みたいなあ、と思ったときは、本棚からこの本を取り出します。
河岸忘日抄
河岸忘日抄 堀江 敏幸

セーヌと思しき河に浮かぶ船を仮寓とする「彼」。陽あたりのいいリビング。本とレコードが几帳面に並ぶ樫の木の棚。訪ねる者はといえば、郵便を届けにきて珈琲をのんでゆく配達夫くらいだ。謎めいた大家を時に見舞いながら、ブッツァーティ、チェーホフ、ツェランなどを再読し、ショスタコーヴィチほか古いLPに耳を澄ます日々。ためらいつづけることの意味をさぐる最新長篇。

実際には、《ひとりきり、ゆっくりと珈琲をのみ音楽に身をゆだね、かびくさいような埃っぽいようなにおいのする古い本のページをめくる》…なんて時間も空間ももてない現在の私。
けれどこの本を読んでいる間は、ほんの少しだけ心と身体をくつろがせることができています(夜泣きの叫び声にあたふたと中断させられますが)。
「雪沼とその周辺」もおすすめです。「スタンス・ドット」が秀逸。
Chinesepodの媒体7 好男儿蒲巴甲夺冠の「媒体来源」听写にへこたれました。
もともと、芸能系にはめっぽう弱い私。加えて知らない単語もわんさか出てきて、いつもなら手強くとも、ねばって8割方埋めてからスクリプトに目を通すんですが、今回ばかりは音を上げました。一向に前に進まないので、Chinesepodがたまっていくばかりということに気づき、敗北感を味わいながらも、スクリプトで答え合わせ。
知らない単語ばかりか、初めて目にする漢字もあり、やれやれ、こんなに陌生詞があっては、書き取れるはずもありません…
聞き流すだけならば、話し全体の大まかな意味はとれているのですが、やはり、書き取ると、まだまだだなあ…と思い知らされます。
あともうひとつ、最近の課題が、听写のあとの音読。学習時間がたいてい夜中なので、声を出してのトレーニングが、なかなかできないんですよねえ…傍らの相棒は、ゲームしたりゲームしたりゲームしたりしてます。声を出しても文句は言わないだろうけど、私のほうがなんだかやりづらい…
仕事で中国語を使っていたとき、よりレベルアップするためのトレーニングとして、特にリテンションをやっていました。ディクテーションももちろん効果があるんですが、通訳という作業には、リテンションによって一時記憶(短期記憶)の容量を増やすことが最も効果がありました。使わなければあっという間に退化してしまう能力なので、少しずつトレーニングを再開しようと思っています。リテンションについての詳しい内容はまた後日。

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